こうなったら意地でも更新してますが...
せっかく大分まで行って,酒肴について何も勉強してこなかったわけではもちろんありません.
麦焼酎といえば,この蔵!と言える存在感,「宇佐むぎ」そしてブレークした「兼八」で有名な
四ッ谷酒造さんに行って来ました.
「宇佐むぎ」は,本格焼酎を知り始めた頃,行きつけの尾道の酒屋さんで教えてもらってから,よく飲んでいました.当時は,素朴な麦らしさが全面に出た焼酎だなあと普通に飲んでいましたが,今ではなかなか手に入らなくなってしまいました.
それから数年経って,のんべいさんのところで「兼八」を飲ませてもらって,強烈な印象とともにファンになってしまいました. その印象とは...これは飲んでのお楽しみということで...
(ところで,実は当初「兼八」と「宇佐むぎ」が同じ蔵で醸されているとは,つゆにも思わなかった...)
さて,四ッ谷酒造は宇佐市の駅館川河口のしっとりとっした古い街の中に佇んでいます.
このあたりは区画調整がまだ入っておらず,入り組んだ非常にわかりにくいところにあります.
車で狭い路地を冷や汗かきながら何度も行ったり来たりしてようやく辿り着きました.
店頭におられたお母様?から,四ッ谷酒造のお酒が買えるお店を紹介していただきつつ,軽くお話をさせていただきましたが,とても丁寧で,しっとりとした綺麗な方でした.
ただ,気になるのは,地元宇佐市では四ッ谷酒造の特約店がないこと...いろいろ事情があって仕方のないことだろうけど,寂しい限りです.
佇まいや蔵のお人柄に納得して帰り,湯布院へ向かう途中のある酒店で「兼八」を購入(実際には,他の注目すべき大分県内の麦焼酎2銘柄とセット販売でしたが...まあそういう売り方なら納得できるし,価格も適正でした).
その夕方には,由布岳の雄大な景観をバックに,湯上がり後の「兼八」ロックをしみじみいただいたのでした.