昨日は「バイオマスフォーラムひろしま」というイベントに参加してきました.
化石燃料の枯渇や地球温暖化を見据えて,最近各地でバイオマス(生物現存量)を
エネルギー資源として見直そうという取り組みが行われています.
自分も公私共に関わるようになりましたが...現実を知れば知るほど...
さて,そんなバイオマス問題の最前線が竹林をどう利用し管理するかというテーマです.
そんなのは皆で筍堀をすればいいじゃないかと言われそうですが,そういう需要を遙かに
超える勢いで竹林が放置され拡大していると言われています.
そこで,いかにして竹の利用をすすめるかということになりますが,最近では竹そのものを
粉末にして機能性食品としたり,高温で加圧したりプラスチックと混ぜたりして資材に利用
したりするのが実用化されつつあります.
けれども,問題は,いかにして効率的に低コストで伐採・搬出するかという点に集約されて
しまうようです.
コストや効率の世界から抜け出せないうちは,どんなに優れた技術があっても無駄になる...
写真は,三次市和知地区の方からいただいたハチクの筍です.癖もなく美味しかったなあ...