この時期、これが欲しい!これでよい!
<解説(笑)>
日本酒については,アレコレ試してきましたが,やはり一番大切なのは
飲み手側の立場に立って,どのようなシチュエーションでどのように
飲んで欲しいか...それがハッキリしていることだと思うようになりました.
少なくとも,その意図が伝わること...これを意識している蔵が最近増えて
きたように思います.もうスペックとか造りの細かな仕様で売る(飲む)
時代ではなくなったのは確かでしょう(伝統文化に直結する部分は別として).
さて,その意味で,新酒の時期,たいへん潔い銘柄を見つけました.
山口の「貴」の直汲みです.この時期これ飲みたいでしょ!がそのままに.
もちろん,技術的には瓶詰めのタイミングとかいろいろあるみたいですが,
当たり前のことをやり抜くのが技術者だとも言えます.
勧めてくださった
酒商山田ののスタッフHさんに感謝.
(もう少し発泡感を期待してたけど:)